勝手に機材レビュー:カメラバックを購入 GW-PRO RED バックパック L ファーストインプレッション

勝手に機材レビュー:カメラバックを購入 GW-PRO RED バックパック L ファーストインプレッション

沖縄へ夏季休暇を兼ねて家族旅行に行ったことは前回書きましたが、それに合わせてカメラバックを新調しました。

こんなことを書きます!

ハクバ製 カメラバック/GW-PRO RED バックパック マルチモードLのファーストインプレッションを書きます。沖縄旅行で使った時の感想も含めます。

ハクバ社製カメラバック GW-PRO RED とは?

ハクバ社のカメラバックの中でも、ハイエンド製品と言えます(2019年8月現在)。以下のようにコンセプトが述べられています。

CONCEPT

被写体を求めて海外を飛び回る…、スタジオ撮影に向けて大量の機材を運ぶ…、日常の中から一枚を切りとる…といったフォトグラファーのニーズに合わせた目的設計を徹底。重量のかさむカメラ機材の負担を軽減し、 より多くの場面で利用しやすくなったハイエンドカメラバッグシリーズがここに登場しました。

この写真だけでもかっこいい~

 

スペック

ハクバ社のサイトから抜粋すると、以下の特徴を持ちます。

4方向から状況に応じて自在にカメラ機材にアクセス可能な高性能カメラバックパック

大口径レンズを装着した一眼カメラなど大容量機材を収納し、天面、両側面、背面の4方向から状況に応じて自在にカメラ機材にアクセス可能な高機能カメラバックパックです。上段の機材収納部はメインバックルを上下することで収納容量を調整できるエキスパンダブル機構を採用しています。

このシリーズの中でも私が欲しかったのはバックパック。スナップではなく、星景撮影用にカメラ2台を入れて移動することを前提にしているからです。
サイズはMとLがあるので、まずはその2つのスペックを比較しておきます。

マルチモード L マルチモード M
外寸法 W340×H540×D220mm W300×H470×D170mm
カメラ収納部内寸法 W300×H510×D160mm W280×H440×D140mm
重量 約2300g 約1900g

このシリーズの弱点はカラーバリエーションが少ないこと。黒ばっかりでは夜間間違いやすいですし・・・
その点で私も購入を踏み出せてなかったのです・・・が。

SONY ILCE-7M3 (47mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO2500)

そう、モスグリーンが出ていたので思わず食いついてしまいました。これ、ヨドバシカメラ秋葉原で買った、ヨドバシカメラ限定オリジナルカラーの一色でした。
6月末までのキャンペーンでかなり安くなりました。ヨドバシポイントを入れて2万円強でだいたい予算内でした。

Sony SO-03J (4.4mm, f/2, 1/100 sec, ISO200)

重要なスペック

なぜ突然バックを買おうかと思ったかですが、手持ちのが古くなったというのもあります。あまりスペックを考えず安かったから買った部分もあったので、今回はスペックを確認しながら買いました。その中で一番重要なスペックとは?

それは機内手荷物対応が可能か否かです!!(私の場合です・・・) 国内航空会社の機内に持ち込める手荷物のサイズについてまとめてみました。(2019年8月14日現在)

航空会社 JAL・ANA JAL・ANA Skymark Jetstar Jetstar Peach
座席数 100席以上 100席未満 記載なし Q300型機
サイズ 合計:115cm以内
55cm×40cm×25cm以内
合計:100cm以内
45cm×35cm×20cm以内
合計:115cm以内
55cm×40cm×25cm以内
合計:115cm以内
56cm×36cm×23cm以内
合計:104cm以内48cm×34cm×23cm以内 合計:115cm以内
50cm×40cm×25cm以内
合計重量 10kg以内 10kg以内 10kg以内 7kg以内 7kg以内 7kg以内

JAL:https://www.jal.co.jp/dom/baggage/inflight/
ANA:https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/prepare/baggage/carry-on/carry-rule.html
Skymark:https://www.skymark.co.jp/ja/baggage/cabin.html
Peach:https://www.flypeach.com/pc/jp/lm/ai/airports/baggage/carry_on_bag

  • 55cm×40cm×25cm で3辺の合計が115cm以内で、機材と合計が10kgに収まるバッグを探す必要がある (JAL/ANA/Skymark利用を想定)

詳細なルールは各航空会社によって異なるため事前に確認ください
上記は国内線のルールを抜粋したものです。国際線では別のルールになっている場合が考えられます 別途ご確認ください
上記は2019年8月14日現在のものであり、航空会社によって変更される可能性があります

ファーストインプレッション

沖縄に持って行く際に機材を詰め込んだ様子です。ノートパソコンを入れるスペースもあります。
SONY ILCE-7M3 (57mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO10000)
SONY ILCE-7M3 (47mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO3200)

150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary が収納可能!

しかし、これを背負ってみるとなんかおかしい・・・右肩のところが締められない。右の写真のように、ひもを通す場所が間違っていて、一向にストッパーが効かないからでした。
早速翌日交換対応をヨドバシカメラ秋葉原さんにお願いして交換してもらいました。まさに交換してもらったのが旅行に行く前日・・・(^_^;) ありがとう、ヨドバシカメラさん!
Sony SO-03J (4.4mm, f/2, 1/25 sec, ISO800)
Sony SO-03J (4.4mm, f/2, 1/16 sec, ISO800)

 

OLYMPUS E-M1MarkII (28mm, f/5.6, 1/10 sec, ISO800)
OLYMPUS E-M1MarkII (29mm, f/5.6, 1/10 sec, ISO800)
OLYMPUS E-M1MarkII (28mm, f/5.6, 1/10 sec, ISO800)

上部は大きく開く口と、その中にファスナーだけで開く小さな口があります。一番右の写真のようにカメラの出し入れなら小さな口だけで十分出し入れできます。OLYMPUS E-M1MarkII (34mm, f/5.6, 1/10 sec, ISO800)

すべての機材を出し入れするには背あて部分を開閉して行います。
両サイドにはポケットがあり、トラベル三脚を左右に取り付けることも可能です。水筒やペットボトルも入ります。さらに小さなファスナー付のポケットもあり、小物をここに入れることも可能です。

OLYMPUS E-M1MarkII (29mm, f/5.6, 1/10 sec, ISO800)

初期不良はさておき、かなりの収納力に大満足です

収納できた機材をリスト化しました。ざっくり合計重量が7,943gで、バックの自重量の2300gを足すと10,234gと10kgオーバー。
電池などの重量も少しずつ追加すると1kgくらいはオーバーでしたが、実際にはOM-D E-M1 Mark2+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROをバックから出して、機内撮影用として手持ちしていたのでぎりぎり10kg以内でした。

これを機内に持ち込みちょっと出っ張りましたが、前の席のシート下に入れ込むこともできました。沖縄では余分なレンズやポータブル赤道儀は宿に置いて必要な機材だけ入れていましたが、かなりスペースに余裕ができました。そのため、タオルやちょっとした小物を詰め込むこともできました。旅行ではないとちょっと余る印象もありましたが、星景写真ではレンズヒーターや、LEDランプなど持って行く小物が多いのでこれくらい余裕がある方が使い勝手が良いみたいです。

機材名 備考 重量
オリンパス OM-D E-M1 Mark2 星景撮影から子供撮りまで 574g
E-M1 Mark2 予備バッテリー 星景用サブ機
ソニー α7Ⅲ フルサイズミラーレスメイン 650g
FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G 663g
シグマ MC-11 α7ⅢにEFレンズを装着可能に 125g
シグマ 50mm F1.4 DG HSM | Art 最高の切れ味 標準単焦点 815g
シグマ 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary 超望遠レンズ 1,930g
タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 ヘビー級の超広角ズーム 1,110g
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 星景向き明るい広角単焦点 130g
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 最強オールラウンダー 561g
M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO 初魚眼で楽しい 315g
SDカード これ意外と忘れがち 予備も
エアブロワー 私はぷしゅぷしゅと呼ぶ
レンズペン 手あかに有効
ウエットクリーナー 個包装のやつがよい
リモートケーブル ボディごとに違うので要注意
ソフトフィルター 星景用
ポラリエ ポータブル赤道 740g
ポーラーメーター ポラリエ用極軸合わせツール 100g
シロップ ジーニーミニ 自動回転台(パノラマやタイムラプス用) 230g
モバイルバッテリー 星景ならボディ台数分
Type-C USBケーブル 携帯と接続するために
レンズヒーター レンズ1個に1個必要
LED 夜間撮影には必須
7,943g

 

 

 

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